news

糖尿病コントロールの「なぜ?」を知る

歯周疾患の分類において、喫煙と並んで歯周病の進行リスクを示す評価に関わるリスクファクターとされる糖尿病は、もはや歯周病とは切り離せない疾患です。

 

糖尿病は、いったん診断を受けると治る病気ではなく、「コントロールしていく病気」といわれています。

血糖値が高くなると、全身の血管や神経にダメージを与え、様々な合併症につながります。

血糖値はもちろん、血圧、脂質の良好なコントロール状態を保つため、毎日行う食事・運動療法は非常に重要です。

 

取り入れやすい方法を具体的にしよう

食事療法や運動療法には「頭でわかっていても取り組めない、継続できない」といった難しさがあります。

だからこそ「なぜその行動が良くないのか(または必要なのか)」を理解しておくことで、大変な生活のモチベーションを保つことができるかもしれません。

ご自身の生活の中に取り入れやすくなるように、できる限り具体的な食事内容や間食の仕方をイメージしてみてください。

 

例)

☑朝・昼・夜決まった時間に食事をとる。

☑食事の内容を工夫する。

(揚げ物や炒め物を蒸し物や煮物にするなど)

☑食事の順番に気を付ける

(野菜やたんぱく質を食べた後に炭水化物を摂る)

☑早食い、貯め食いをしない。

☑単発的ではなく継続的な運動を行う

 

血糖値に影響を与える要因はいろいろありますが、HbA1cや食後の血糖値をできるだけ上げないようにすることは、糖尿病の人だけでなく、健康な人にとっても重要です。

糖尿病には生活習慣の改善が必要であり、さらに長く継続しなければいけないので無理のし過ぎもよくありません。

 

口腔内のことだけでなく生活の中でもお困りのことがあればスタッフに尋ねてみてください(^o^)

 

メンテナンスさえ受けていたら大丈夫??

みなさんはセルフケアとプロフェッショナルケア

という言葉はご存じですか?

セルフケアは患者さんご自身での歯磨き、

プロフェッショナルケアは歯科医院で受けていただく

歯ブラシやクリーニングの機械を用いたケアのことをいいます。

   

 

「定期的なメンテナンスを受けているからセルフケアはほどほどで大丈夫!」

 

と思っている方いらっしゃいませんか?!

 

当院でのメンテナンス間隔は基本的に2、3ヶ月に一度、

1年のうちのたった4日なのです!!

 

一度歯科医院に来院してプロフェッショナルケアを受けても、

2、3ヶ月の間にプラークという生きた細菌の塊たちはどんどん増殖してしまい、

バイオフィルムという細菌の住処(すみか)を作ってしまいます。

 

セルフケアをしっかり頑張り、さらには2、3ヶ月に一度の歯科医院での

プロフェッショナルケアを受け、みなさんと歯科医院スタッフ、

二人三脚でお口の健康を保ち続けましょう!

健康な歯イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

ダイレクトボンディングのお問合わせが増えています

ダイレクトボンディングは、多種類の色調のレジンという材料を

お口の中で直接歯に盛り足していき、天然の歯と同じような

自然な歯の色や形を再現できる治療法で、

当院の得意とする治療のひとつです。

最近、熊本市以外の遠方からもダイレクトボンディングをしてもらいたいと来院される患者さまや、

通院中の患者さまが虫歯治療でダイレクトボンディングを選択されることが増えてきています。

 

従来の型取りをして銀歯を詰めるという方法と比較して、以下のような特徴があります。

🟡利点

歯を削る量を最小限に抑えることができる

見た目が綺麗で治療の跡がわかりにくい

・治療を1回で終えることができる

・セラミック治療よりコストを抑えることができる

🔵欠点

適応症に限度がある(治したい歯が被せ物の場合等)

・強い衝撃などにより欠けてしまうことがある

・経年的に変色してくる可能性はある

 

ダイレクトボンディングは保険外診療になります。

費用は27500円〜38500円(税込)です。

適応の可否については、実際にお口の中を診査診断してからの判断になりますので

お気軽にご相談ください^^

 

みやつ歯科口腔クリニック

096-321-6450

 

生えかわりの時期は虫歯になりやすい?!

生えかわりの時期はむし歯になりやすい?!

乳歯(子どもの歯)と永久歯(おとなの歯)は混合する時期は6歳~13歳くらいまで約7年あります。

 

この時期は、口の中の状況がどんどん変わり、歯がぬけてすき間ができたり、一番奥からさらに歯が生えてきたりします。

 

学校やクラブ活動なども忙しいお子さんも多いと思います。

環境の変化や食生活の乱れの影響がむし歯のリスクを高めることにつながると考えています。

 

 

特に注意したいポイント

特に虫歯のリスクが高い時期は6歳臼歯と12歳臼歯が生えている途中です。

口の一番奥から生えてくることと、ブラッシングが届きにくいため、歯ぐきが腫れたり、むし歯になりやすいです。

 

定期健診の際に歯磨きの指導を行っております。

例)①奥歯の溝に届くようなブラシを選びましょう

         ②食生活の指導(間食や砂糖の含まれる飲料の飲み方など)

         ③フッ化物入りの歯磨剤を使いましょう 

医院での予防処置としては、

    例)①先端が細いブラシの機械で清掃します

   ②高濃度のフッ化物を塗布します

   ③奥歯の溝を予防的に埋めます

 

  

 

 

 

 

 

当院では、一人ひとりに合った歯磨きの方法や、生活スケジュール、食事についても

聞き取りを行いライフスタイルに合わせた予防を考え提案しています。

歯ならびや歯が生えてくる時期のご相談も受けております。

歯を失うとどうなる??

歯は1本1本重要な役割をしています。

歯が抜けたまま長い間放置すると、

様々なトラブルの原因になります。

 

今回は歯を失うとどうなるのか、についてご説明します。

①歯が移動し、噛み合わせのバランスが悪くなる

歯の喪失によって歯が移動し、歯並びが変わってしまいます。

失った本数が多い場合にはうまく噛めないので、

もう片方の歯でばかり噛み、噛み合わせのバランスが崩れ、

顎関節症の原因にもなります。

また残った歯に力が集中してしまうため、健康だった歯にもダメージを与えます。

 

②頭痛や肩こりの原因になることも

かみ合わせのバランスが悪くなると、

歯以外にも様々な不調をもたらすことになります。

代表的なものが頭痛と肩こりです。

かみ合わせのバランスが崩れると、咀嚼したり噛み締めたりするための筋肉は

過度の働きを強いられ頭痛や肩こりにつながります。

 

③コミュニケーションが阻害されることも

歯がないことで人前で口を開けたり笑顔を見せることに抵抗感を与え、

コミュニケーションが阻害されたり、表情が暗くなりがちです。

 

他にも上手く噛み切れない・噛み砕けない状態が続くことで、

胃や腸など消化器官への負担が増加したり、

歯が無い部分から息が漏れ、発音が不明瞭になり、

しゃべりにくくなることもあります。

 

歯が1本ない状態でも不都合を感じない場合もありますが、

このように全身やさまざまなことに繋がっていき悪循環になってしまうことがあります。

お口のなかで治療せずにそのままになっているところや、

歯がない部分がある場合は一度歯科を受診して治療法を相談してみましょう。

 

お子さんの口腔発育・機能をチェックしてみましょう

口唇や舌の「悪い習癖」を放っておくと、
お口と身体の健康に影響を及ぼすことをご存知でしょうか?
特に口呼吸や舌が正常な位置より低い位置にある低位舌は、
来院されるお子さんにも多く見られます。

口呼吸低位舌だと こんなに多くの影響があるんです!

■歯並びが悪くなる

■集中力の低下

■カゼを引きやすい

■カゼを引きやすい

■むし歯・歯周病になりやすい

■アトピーや喘息になりやすい

■ドライマウス

■口臭

■発音や滑舌が悪くなる

■顔がたるみやすくなる(二重顎)

■いびきの原因になる

このように、お口の習癖から全身の発育にも関わってくることがあります。

お口のトレーニングや、場合によっては小児矯正が必要となりますので
一度チェックしてみましょう。

歯がしみる それって知覚過敏かも?!

むし歯でもないのに…

 ●冷たい飲食物、甘い物がしみる

  ●歯に風が当たるとしみる

  ●歯磨きのときにしみる

こんな症状があったら、知覚過敏かもしれません

 

【知覚過敏の原因】

知覚過敏は、歯の表層(エナメル質)の内側にある象牙質が露出して起こります。

象牙質はエナメル質に比べてやわらかく、歯の神経のある内部に向かって

象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。

歯みがきや温度、擦過、冷風などの刺激があると、

象牙細管内を満たしている内容液が移動し、

内部の神経を直接刺激することで痛みが生じます。

象牙質が露出する原因には、次のようなことがあげられます。

①かみ合わせの異常

②誤った歯磨き

③酸蝕症

④加齢

⑤歯周病の進行

(他にも歯の破折や歯石除去・ホワイトニング後に知覚過敏が出ることがあります。)

 

【知覚過敏の治療】

①知覚過敏用歯磨き粉の使用

②知覚過敏抑制材の塗布

③詰め物(充填)治療

④マウスピースの作製

 

しみ止めのお薬を塗るだけではなく

原因を見つけて、治療を行うことが大切です。

むし歯や歯が割れてきてしみている場合もあるため、

まずは歯科を受診して状態を確認してみましょう。

マイクロスコープ で見える世界

今日は当院にも導入しているマイクロスコープのお話です。

 

マイクロスコープ は歯科用顕微鏡のことで、

治療する箇所を数十倍にも拡大して見ることができます。

目に装着したルーペは5〜6倍ですが、マイクロスコープ は3〜30倍の拡大率で

視界いっぱいに歯が映るイメージです。

(↑根管の中の汚染物を除去している様子)

 

マイクロスコープがもっとも活躍するのが、歯の根の治療(根管治療)です。

歯の神経は、直径1mm以下の管の中に詰まっています。

根管治療がうまくいかないと、被せ物をしてもまた外さなければいけなくなったり

いつまでも痛みがとれないといった症状が続いて、

最悪の場合抜歯となってしまうケースもあります。

 

マイクロスコープ では根管がどこにあるのか、何本あるのか、

どこが汚れているかを直接確認しながら治療をすすめることができます。

肉眼で見えにくくレントゲンにもほぼ写らない極小の虫歯やひび割れも見つける上でも活用されます。

 

詳しくはスタッフまでお尋ねください。

https://miyatsu-dc.com/information/microscope/

 

ホワイトニングで白い透明感のある歯に

🟡歯の黄ばみが気になる

🟡被せ物をやりかえる前に他の歯のトーンを白くしたい

🟡結婚式を控えているのできれいな見た目にしたい

などの悩みを改善する一つの方法に

ホワイトニングがあります。

 

ホワイトニングでは、歯の表面だけではなく、

歯の中の色素も分解することで歯を根本的に白くすることが可能です。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅でできるホームホワイトニング

両方行うデュアルホワイトニングがあります。

(各ホワイトニングのメリット・デメリット、料金についてはこちら↓)

https://miyatsu-dc.com/information/whitening/

 

白くなりやすさには個人差はありますが、オフィスホワイトニングを2回行うと

白くなった実感が大きく皆さんに喜ばれています。

 

実際のお写真などは、いらっしゃった際にお見せできますので

お気軽にご相談ください^^

 

 

歯の移植

「移植」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?

心臓移植や腎臓移植など、医科で行われるものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実は、歯科にも同じような移植という治療法があります。

 

 

歯が折れてしまったり、虫歯が歯茎のなかまで進行してしまうと

その歯は保存できない状態(抜歯)となってしまいます。

抜歯後は、そこを放置してしまうと隣の歯が倒れてきたり噛み合わせの歯が伸びてきたり、噛み合わせのトラブルが起き始めてしまうので、歯を補わなければなりません。

 

そのときに、お口の中で噛み合わせに機能していない歯がある場合、当院では歯の移植をすることができます。

 

歯の移植は、ただ歯を埋め込めばいいというわけではありません。

とても繊細な手術を行うため、移植する歯の条件がとても重要になります。

歯根膜という部分が足りないと骨と歯がうまく結合できず、不自然にくっついて(癒着)しまいます。

この状態を「アンキローシス」と呼び、あごの骨が歯根を異物と認識して

体から排除しようとしてしまいます。

そして、ゆっくりと歯根を溶かしていってしまいます。

 

そのため皆さんがこの治療法を必ず受けれるわけではないため、

歯科医師の診断をもとに患者さまに移植のお話しを行っています。

 

◎親知らずが移植しやすい形をしている

◎親知らずが歯周病になっていない

◎親知らずの大きさが移植する部位に入る

◎お口の衛生環境が整っている

具体的にはこのような条件が揃っているか、などを診ます。

 

また、当院ではブラッシング指導や定期的なメインテナンスに来ていただくことを大切にしているため、

歯を長期的に守っていきたいという患者さまのご協力も必要です。

 

詳しい治療のご説明は当院にお越しいただいた際にお尋ねください。

 

 

みやつ歯科口腔クリニック