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指しゃぶりをやめさせる絵本「ゆびたこ」
最近は暖かい日も続いてきて、春はすぐそこにまで近づいているような気がします。
今日は、キッズコーナーに追加した絵本のご紹介です。
ゆびたこ という絵本、ご存知でしょうか?
姪っ子ちゃんから
「弟の指しゃぶりが何をやってもやめれなかったんだけど、この本を読み聞かせしたら1日でやめたんだよ。」
と教えてくれて、初めてこの絵本を知りました。
私も読んでみると、おぉっとおそるおそるページをめくるときもありました!
苦いマニキュアや指にはめるものなど、いろいろな方法が調べると出てくるかと思います。
なかなかうまくいかない場合の1つの方法として絵本の読み聞かせも効果があるかもしれません。
赤ちゃんは生後2〜3ヶ月くらいになると、指しゃぶりや指吸いが始まります。
これは口や手指の成長発達に大切な行動で、手と目と口の協調運動になるので指しゃぶりをやめさせようとおしゃぶりに変えることはあまりおすすめしません。
3歳ぐらいになると手先が器用になり、おもちゃなどで遊ぶようになるので自然と指しゃぶりをやめる子が多くなります。
ですので、3歳ぐらいまでは指しゃぶりは口腔機能の発達や手指の成長のために必要なので自由にさせておいて、4歳の誕生日を迎えるころに指しゃぶりは最近どうかな?と意識してみられるといいと思います。
それ以降続いてしまうと、歯並びや発音に悪い影響が出始めます。
具体的には開咬、上顎前突になり、発音としてはサ行やタ行が聞き取りにくくなることがあります。
指しゃぶりが4歳以降でも続いてしまう原因には、
精神的ストレスなどの心理的要因も強く関与していると言われていますので、4歳以降だからと無理やりやめさせることはせずに
お子さんとやめた方がいい理由をお話しして納得させたり
努力している様子があればたくさん褒めてあげて、精神的な支えになってあげることが大切です。
最初にお話しした苦い味のマニキュアなどの便利なグッズで強制的に抑圧するのではなく
お子さんとスキンシップを図りながら心理的な不安を和らいであげてください^^
それでもどうしてもやめられない、というときは
この絵本を一度いっしょに読んでみられるといいかもしれません。
宮津