- 歯のおはなし
こどもの歯ならび 早く相談するメリットとは?
こんにちは、みやつ歯科口腔クリニック副院長です!
お子さまの歯並びや噛み合わせが気になり始めたとき、「いつ相談すれば良いのか」「小児矯正にはどのような方法があるのか」と不安に感じる保護者の方は多くいらっしゃいます。
当院では、成長期のお子さまに適した矯正治療として「プレオルソ」というマウスピース型矯正装置を取り入れています。プレオルソは、歯並びの改善だけでなく、舌の癖や口呼吸といったお口の機能の改善も同時に目指せる点が大きな特徴です。

プレオルソはどんな装置?
プレオルソは、柔らかい素材でできたマウスピース型の装置で、就寝時と日中の決められた時間に装着して使用します。ワイヤーを使わずにお子さまの負担が少ないため、初めての矯正治療として取り入れやすい方法です。歯並びを整えるだけでなく、お口周囲の筋肉バランスを整える働きがあるため、将来の歯並びの悪化を防ぐ効果も期待できます。
プレオルソの適応年齢
プレオルソは、一般的に「6〜10歳頃」のお子さまが対象とされています。顎の成長が活発な時期に使用することで、より良い効果が期待できます。
どのようなお子さまに向いている?
・前歯がガタガタしている
・受け口の傾向がある
・お口がポカンと開きやすい
・舌が前に出る癖がある
プレオルソは、このような傾向のあるお子さまに向いています。
一期治療のメリット
このような成長期に行う治療は「一期治療」と呼ばれ、骨格が柔軟な子どもの時期だからこそできるアプローチが多くあります。歯を抜かずに矯正できる可能性が高まるほか、将来本格矯正が必要となった場合でも、治療期間が短くなったり、負担が軽減されたりすることが期待できます。また、正しい呼吸や舌の使い方を身につけることで、健康面にも良い影響があります。
費用について
・装置料:55,000円 (検査料込み)
でご案内しています。
大人になってからの矯正だとどうなる?
もちろん大人になってからも矯正治療は可能ですが、成長が完了しているため、骨格的な問題を改善するには時間がかかる場合や、抜歯が必要になるケースがあります。
また、舌癖や口呼吸が残ったままだと後戻りが起きやすいこともあり、より継続的な管理が重要になります。子どものうちに機能改善を行っておくことは、将来のリスク軽減にもつながります。
矯正治療を始めるタイミング
歯並びや噛み合わせは、早い段階でご相談いただくことが何より大切です。気になる症状がなくても、成長に合わせた定期的なチェックを行うことで、最適な治療開始時期を逃すことなく、負担の少ない矯正治療につなげられます。
当院では、お子さまの成長に合わせた矯正治療をご提案しています。「うちの子はどうしたらいい?」と迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください^^
みやつ歯科口腔クリニック