- 歯のおはなし
「移植」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
心臓移植や腎臓移植など、医科で行われるものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、歯科にも同じような移植という治療法があります。
歯が折れてしまったり、虫歯が歯茎のなかまで進行してしまうと
その歯は保存できない状態(抜歯)となってしまいます。
抜歯後は、そこを放置してしまうと隣の歯が倒れてきたり噛み合わせの歯が伸びてきたり、噛み合わせのトラブルが起き始めてしまうので、歯を補わなければなりません。
そのときに、お口の中で噛み合わせに機能していない歯がある場合、当院では歯の移植をすることができます。
歯の移植は、ただ歯を埋め込めばいいというわけではありません。
とても繊細な手術を行うため、移植する歯の条件がとても重要になります。
歯根膜という部分が足りないと骨と歯がうまく結合できず、不自然にくっついて(癒着)しまいます。
この状態を「アンキローシス」と呼び、あごの骨が歯根を異物と認識して
体から排除しようとしてしまいます。
そして、ゆっくりと歯根を溶かしていってしまいます。
そのため皆さんがこの治療法を必ず受けれるわけではないため、
歯科医師の診断をもとに患者さまに移植のお話しを行っています。
◎親知らずが移植しやすい形をしている
◎親知らずが歯周病になっていない
◎親知らずの大きさが移植する部位に入る
◎お口の衛生環境が整っている
具体的にはこのような条件が揃っているか、などを診ます。
また、当院ではブラッシング指導や定期的なメインテナンスに来ていただくことを大切にしているため、
歯を長期的に守っていきたいという患者さまのご協力も必要です。
詳しい治療のご説明は当院にお越しいただいた際にお尋ねください。
みやつ歯科口腔クリニック
- お知らせ
2月の診療日についてお知らせです。
木曜日は通常休診日ですが、
2月10日(木) 診療
2月24日(木) 診療 となっています。
急なお痛みや症状がある方、メインテナンス希望の方など
お気軽にお電話をされてください。
ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
みやつ歯科口腔クリニック
- ブログ
当院では月に1回、院内で勉強会を行っています。
スタッフの疑問点や新しく取り入れた治療法などをみんなで共有して勉強しています。
今回は義歯(入れ歯)について院長から講義がありました。
入れ歯の作製方法や義歯の調整について学び、
より快適な入れ歯が提供できるようにスタッフ皆で頑張りたいと思います。
- ブログ
🎍明けましておめでとうございます🎍
些細なことでも何か気になることがございましたら
ぜひお気軽に当院にご来院ください
みやつ歯科口腔クリニックを
引き続きよろしくお願い申し上げます☺️
写真は初詣のときの水前寺公園です✨
快晴で素晴らしい景色でした
- お知らせ
医院の夜のライトアップを始めました
院長が全て飾り付けをされました^^
毎年少しずつ増やしていく予定です♪
年末年始の診療日のご案内です。
12月28日まで 通常診療
12月29日 午前のみの診療
12月30日〜1月3日まで 休診日
1月4日から 通常診療
となります。
本年も多くの方々に大変お世話になりました。
来年もどうぞみやつ歯科口腔クリニックを宜しくお願いいたします。
- ブログ
早いもので今年も残り1ヶ月をきりました。
もうすぐクリスマスということもあり
先日、クリスマスリースを作りに行ってきました。
リースの土台になる部分に、葉っぱをワイヤーでくくりつける作業
友人と行ったのですが、集中しすぎてもくもくと1時間半、、
やっと飾りをつけて2時間半で完成
それぞれの個性が出た三日月リースが出来上がりました
お花がたくさんあるとても素敵なお家でリフレッシュの時間を過ごさせていただきました^^
- ブログ
最近急に寒くなってきましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、八王寺通り沿いの花壇を植え替えました^^
今までは、院長と私で花を選んで植え替えをしていましたが
日当たりが強く枯れてしまったり、西日にやられてしまったりと植栽選びに反省点も・・
今回はやまと庭園さんにお願いしたところとっても素敵な花壇に仕上がりました。
通りが少しでも明るくなればと思います。
みやつ歯科口腔クリニック
- お知らせ
11月の診療日についてお知らせです。
木曜日は通常休診日ですが、
11月4日(木) 診療
11月25日(土) 診療 となっています。
また、11月29日(月)は研修会のため午前診療のみとなっています。
ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
みやつ歯科口腔クリニック
- 歯のおはなし
今日は「顎関節症」についてお話ししたいと思います。
顎関節症の症状は、・食べ物を噛むと顎や筋肉に痛みを感じる
・口を開け閉めするときに音がする
・口が大きく開かなくなった ・・・ などがあります。
顎関節症とはさまざまな要因が重なって起こる症状のことなので、
「原因はなんですか?」という患者さまからのご質問に対しては
以下のようなことが日常のなかに原因として隠れていないか問診をおこなっていきます。
日常生活の中で無意識の習慣が、顎関節に負担になっていることも多いのです。
・TCH(歯列接触癖)
ものを食べていないときでも、無意識に上下の歯が噛み合わせることが普通になっている人がいます。
これは筋肉や顎関節に負担となります。まずはご自分にTCHの習慣があることを認識することが第一歩です。
・歯ぎしり・くいしばり
無意識でおきる歯ぎしりはくいしばりは、顎の筋肉と関節に大きな負担をかけます。
筋肉にとっては休憩のない過酷な筋トレと同じ状態です。
・猫背や前傾姿勢、頰づえ
下顎は、頭の骨と筋肉によりぶら下がっていて振り子のように自然とバランスがとれる位置に収まります。
姿勢が悪いと、下顎は本来とは違うところにぶらさがり顎関節への負担となります。
スマートフォンを使っているとき前傾姿勢になっていませんか?
その他、猫背やうつ伏せ寝、頬づえなども負担になります。
・ストレス
ストレスは筋肉の緊張をまねき、TCHや歯ぎしり・くいしばりにつながります。
現代ではストレスのない生活は難しいので、ストレスを軽減させる習慣(適度な運動など)
を身につけることが大切です。深呼吸も効果的です。
長くなってしまいましたが、このようにさまざまや要因が重なって
顎の痛みとして現れていることがあります。
心当たりがある習慣からまずは改善していきましょう。
治療法などはお口の状態を確認してご説明いたします^^
マウスピースの作製も当院では行っていますので、ご相談してください。
みやつ歯科口腔クリニック
- 歯のおはなし
妊婦検診をきっかけに、お久しぶりに歯科を受診される妊婦さんがいらっしゃいます。
歯科と妊娠にどのような関係があるか、今日はお話ししたいと思います。
①妊娠中はお口の中の環境悪化のリスクが高いから
つわりなどによる生活・食習慣の変化に加え、胎盤からの女性ホルモンの影響で
さまざまな口腔疾患の発症リスクが高まる時期です。
例えば、虫歯が急に増えた 歯磨きのとき歯ぐきから出血するようになった
という症状を訴えられる方がいらっしゃいます。
②早産や妊娠合併症のリスクと関連するから
妊婦の歯周病が早産、低体重児出産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群などの合併症にも
関連することが報告されています。
③妊婦の口腔と全身の健康は胎児に影響するから
妊娠期のマイナス1歳から母親の口腔内環境を良好に保つことが、
う蝕細菌の母子伝播予防にもなり予防のスタートとなります。
歯磨き(セルフケア)がうまくできないといった場合は
歯科医院でのクリーニング(プロフェッショナルケア)に頼るというのも1つの方法です。
私たちが、患者さんの状況に合った歯ブラシや洗口剤を処方して
前向きな気持ちでセルフケアをしてもらえるようバックアップしていきます^^
検診や治療を受けるタイミングは妊娠5〜7ヶ月がおすすめです。
出産後は通院が難しくなるため、この期間に治療しておきましょう。
みやつ歯科口腔クリニック