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美しい仕上がりでしっかり噛める、【ダイレクトボンディング治療】

【症例】

ダイレクトボンディング

 

こんにちは!

皆さんは、ダイレクトボンディングという言葉を聞いたことがありますか?

今回は、最近ご希望の患者さまが増えている、「ダイレクトボンディング」についてご紹介します。

ダイレクトボンディングとは、多種類の色調のレジンという材料をお口の中で直接歯に盛り足していき、天然歯のような美しい自然な色や形を再現する修復治療です。

ただ白い歯に修復するだけの治療ではありません。

精度の高い上質な材料を用いて、丁寧かつ緻密な治療を施すことで長期にわたり安定した状態を維持することを目指します。

従来の型取りが必要な治療は、最低でも二回は来院いただきますが、ダイレクトボンディングでは一回の治療(一時間から一時間半ほど)で修復ができるため、型取りが苦手な方でも取り組みやすい治療法です。

 

この方は、下の奥歯の金属の詰め物を綺麗に白くしたいとおっしゃっていたので

虫歯を取り、ダイレクトボンディングで治療を行うことになりました。

 

まずは治療前の写真です。かみ合わせの面に金属の詰め物が入っています。

 

 

次に銀歯の詰め物を外しました。

すると銀歯の下には虫歯が広がっていたため、綺麗に取り除きました。

 

材料を丁寧に詰め、完成した状態がこちらです。

 

自然な形態を回復し、健康な歯の部分はほとんど削らずに治療を終えることができました。

 

「この詰め物の寿命はどのくらいでしょうか?」というご質問をお受けすることがあります。

ご自身の健康な歯であってもすり減ったりするので、多少削れたりすることは生理的な変化であるかもしれませんが、金属のようにごっそりと外れるということは基本的におこりにくいです。

ただし、嗜好品の違い(硬いものを食べることが好きであったり、着色しやすい食べ物をよく摂取するなど)によってお口の中の環境はひとそれぞれ大きく異なります。

患者さまそれぞれ噛む力の強さ、かみ合わせの位置なども違うため一概に寿命の年数は言えませんが、10年前後が目安で、これ以上の方もいればこれ以下の方もいらっしゃいます。

 

このように再治療のときであってもダイレクトボンディング治療はおすすめです!

お口の状態を確認して、場合によっては型取りの必要な詰め物、被せ物をしたほうがいいこともあります。

まずは診断が大切になりますので、一度ご相談されてください。

 

メリット

・基本的には歯を最も多く残すことが出来る治療法である。

・もし一部欠けたりしても、そこだけ治療しなおすことが出来る。

・金属を使用しないため、金属アレルギーは生じない。

・治療を一回で終えることができる。(場合によっては2回かかることも)

・審美的に美しい仕上がりになる。

 

デメリット

・正しいブラッシングができていないと、二次的な虫歯ができてしまう。

・セラミックやジルコニアに比べると摩耗しやすい。

・保険外診療のため費用がかかる。

 


《費用》

自由診療:一歯27500〜38500円


 

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