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歯をできるかぎり残す【マイクロエンド】


このようなことでお悩みの方はいませんか?

・根の病気が原因で抜歯が必要と診断を受けた方

・何度も根の治療を繰り返しているが治らない

・より精密な根管治療を希望される場合

・保険外の被せ物を入れることを検討されている方

 

当院ではマイクロエンドという、歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)を使って肉眼の約20倍拡大した状態で神経の治療をします。

 

従来の根の治療とのちがいは?

通常の根っこの治療では、根っこの中の状態を詳しく見ることができません。レントゲンや器具に頼り、手探りの状況で根っこの中の菌や汚染を除去していきます。

 

顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた根っこの治療は、「見える治療」で根の汚染物や感染を除去していきます。汚染部を確実に取り除き、清潔かつ精密に根っこの治療を行うことができます。

 

また、ラバーダムを使用するため唾液からの感染も防ぐことができます。


症例紹介

こちらの患者さまは「前歯が痛い」という主訴で来院されました。

レントゲンを撮ったところ

 

このように根の先に病巣が見つかりました。(黒い影が病巣です)

これを放っておくと、膿の袋がどんどん肥大化し、歯槽骨を溶かして全身へ細菌が巡ります。

 

なるべく早く、確実な処置が必要です。

そこで、マイクロエンドのお話をし、治療を開始しました。

 

 

中がきれいになったのを確認後、根管の中はお薬で封鎖していきます。※根管治療回数3回

最終的なお薬は「MTAセメント」という保険診療では使うことができない材料を使用します

 

MTAセメント」は封鎖性と殺菌性に最も優れており、長期にわたり安定しています。

さらに、吸収されてしまった骨と歯を再生することもできます。

 

根の治療を終えてから3か月後の状態がこちらです。

根の病巣が治ってきて、周りの骨も再生してきています。

 

セラミックで被せ物を作り治療は終了になります。


メリット

・根の感染の再発率が低い

・少ない治療回数で済む

 

 

デメリット

・1回の治療時間が長い

・自費診療のため費用がかかる

 

料金

50,000円~90,000円(税抜き)

 

詳しくはこちらのページにもまとめてあります^^↓

https://miyatsu-dc.com/information/microscope/

 

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